2023年8月: 夏休み_v2

8月の振り返り

カナダに引越しました

さて、8月も1ヶ月夏休みであった。過ごし方としては、1) 引越し作業、2) ヨーロッパ旅行がほとんどだった。

そして、8月末にカナダに引越しました。色々な手続きや作業を(多分)漏れなくできたと思うのでよかった。私にしては珍しく、最後の3−4日は余裕すらあった。初めて国境をまたいだ引越しをしたけど、本当に大変だった…。まだ船便が届いていないので油断はできないが、当面の荷物と身体は無事に引っ越せたので、まずは一安心。

カナダで学生になります

さてカナダですよ。カナダでは学校に通います。今回は専門学校でソフトウェア・エンジニアリングを学びます。もともと海外(イメージでは、欧米だった)に長く住んでみたいというのと、日本以外で働きながら住める選択肢を持っておきたいという気持ちがあり、せっかくだから専門性のつくカレッジにということで、今回の留学先を選びました。新しい生活が始まるので頑張りたい。

カナダでの生活について、あまりしっかり「こうしたい!」という指針がないままに到着してしまったのだけれど、まずは健康と安全第一。その次は、何でも楽しむ気持ちを大切にしたい。学業のアウトカムももちろん重要ではあるが、ベースとして体と心が安定して学業をクリアできれば100点、それ以上できれば150点の気持ちで取り組みたい。

1ヶ月以上ゆっくり過ごしていたが、学校が始まって急にスケジュールがたくさんある状態になるので、変化の大きさに気をつけたい。まずは9月いっぱいは学校に慣れる期間としたい。

ヨーロッパ旅行

カナダに渡航する前に、ヨーロッパ旅行に行った。ヨーロッパというと広いが、今回行ったのはギリシャをはじめとしたバルカン半島3カ国。久々に全然文字すら読めない国を旅行したが、楽しかった。ヨーロッパにはヨーロッパの時の流れがあるなぁ。旧ユーゴスラビアの国々にも行ったが、行くことでその地の歴史などの解像度がぐっと高まった。(もっとも、元々が解像度ゼロの状態だったので、高まるしかないのだけど)

コンテンツ

村上春樹「遠い太鼓」

せっかくギリシャにいるのだから、と読み始めた。村上春樹は37歳〜40歳の3年間をヨーロッパ(主にギリシャとイタリア)で過ごした。この本は、そのときのことを綴ったエッセイである。40年ちかく前のエッセイを、近い場所で読んでいるのはなかなか味わい深かった。イタリアとギリシャのお国柄の違いなどが率直に記されており、なかなかおもしろい。80年代のヨーロッパは今とは全然ちがうのだろうなあとも思った。また、この最中に村上春樹の働き方が、手書きからタイプライターに変わったようだった。海外で小説家をやる場合、当時はまとめて原稿用紙に書いて帰国するときに渡すなどをしていたようで、あまりに大変だなあ…と思った。今となっては、PC一つでどこからでも同じ仕事ができるようになったので、テクノロジーは素晴らしいなと改めて思った。 記されていたのはギリシャやイタリアでの日常と、いくつかの旅行記だが、なんてことのない日々を記録して素朴に面白く書けるのは感性の部分と技術(文章能力)の両方なんだろうなぁ。

9月やりたいこと

生活に慣れる

久しぶりの学生生活。大学1年生の前期くらい(実際そうなのだが)詰まっているので、とにかく生活に慣れるのが目標。まずはちゃんと通学し、学校の内容を理解して課題を進めること。可能であれば、英語のトレーニングもしたいが、いったんはプログラムの内容理解が優先。難しい場合は日本語の資料にもためらわずにあたるべし。

月報とPodcastの棲み分け問題

数ヶ月前からPodcastをやっている。といっても、不定期更新でテーマもバラバラなので、現状は知人しか聞いていないと思う。そして、Podcastの方で近況報告をわりとしているので、月報と内容が被るなぁと思ったりしている。どちらで何を発信するのか、そろそろ整理したほうが良い気がしている。

以下、ほぼ頭の整理だけど載せておく。

まず、月報の良さといえば、1ヶ月の振り返りをまとめてすることで、自分にとって今月はどのような月だったのかということが分かること。そして、あとから振り返ることができるため、◯年前の◯月はこういう時期だったなぁと振り返ることができる。書き言葉で書くので、考える時間を掛けられるというのも良い点ですね。読み手としても、文章の方がすぐに読めるのは利点ですね。

Podcastの良さは、話し言葉であること。話し言葉ゆえ、声色やトーンという情報も付加され、テンションが伝わりやすいのもいい点かなと。難しい点は、何が話されたか見た目ではわからないところ。ある程度きちんと聞かないと内容が理解できないのは音声メディアの特徴だなあ。

…と考えてみたところで、どういうコンテンツをどちらに載せていくのか、結論がでなかったので、継続して考えていこうと思う。